10,000を超える疾患が対象
遺伝性のがんや疾患のリスクを知りたいあなたに
¥29,800~
(税込価格 ¥32,780)
29,800円(税込32,780円)
ゲノムの全領域のうち遺伝子に相当する領域に関して調べます。
重要な変異の多くをとらえられると考えられており、高いコストパフォーマンスが特徴です。
59,800円(税込65,780円)
ゲノムの全領域に関して調べます。『エントリー』ではとらえきれない、最新研究の成果の恩恵を受けられる可能性があります。
全ゲノム検査とは、個人が生まれながらに持つゲノム情報(約30億個の塩基配列)を唾液や血液などを用いて調べることをいいます。約30億個の塩基配列には遺伝子部分(2%程度)と非遺伝子部分があり、非遺伝子部分も含めた全ての配列とその働きを調べます。配列には個人差があり、病気のかかりやすさや薬の効き方、副作用の違いを見つける手がかりになる可能性があります。個人のゲノム情報に基づく病気の予防や早期発見・早期診断などにつながると期待されます。
ジーネックスは、個人が全ゲノムデータを持つことで、将来的に遺伝性疾患を発症する可能性を知り、ご家族とともに健康への理解を深め、Quality of Life(生活・人生の質)の向上につなげることを応援します。
全ゲノムから得られる情報は膨大かつ繊細です。予防や早期発見の機会が得られるとはいえ、遺伝性疾患の素因があるという情報は不安を抱えることにもつながります。ジーネックスは情報を知る権利と同じくらい「知らないでいる権利」や「自分に代わって知る人を選ぶ権利」も大切だと考えます。 ジーネックスの全ゲノム検査は自らの意思で受ける選択肢のひとつです。確実性が十分でない情報についても返せる情報はできるだけ返す方針をとっています。事前説明をよく読み、同意いただける方に信頼に足る情報を誠実にお届けします。
ジーネックスの全ゲノム検査は、総数7,000とも10,000とも言われる遺伝性疾患のすべてを対象に、発症や進行に関わる遺伝子変異などの有無を一度に調べます。検査結果はご自身・ご家族の健康について考える大切な情報となるだけでなく、新たな気づきが診断のきっかけになるかもしれません。
ジーネックスの解析技術は、順天堂大学が2023年に開始した難病(ミトコンドリア病)の遺伝子パネル検査の解析ソフトウエアに一部用いられるなど、その高い専門性と品質を評価されています。全ゲノム検査の結果をひもとき、医師が評価するに足る情報を根拠となるデータとともに提供します。
ジーネックスはゲノムを広く普及させたいとの思いで、数十万円かかる全ゲノム検査の低価格化に挑みました。一度得たゲノムは生涯不変なのでずっと利活用でき、検査自体は唾液を郵送するだけで手軽に完結します(希望者には有償でデータ提供も行っています)。
万全な個人情報保護管理体制
個人情報及び個人遺伝情報の取扱いは、個人情報保護法、経済産業分野のうち個人遺伝情報を用いた事業分野における個人情報保護ガイドライン(「経産省ガイドライン」)及び一般社団法人遺伝情報取扱協会の自主基準を遵守しております。
ひとくちに「遺伝子検査」といってもその種類、用途は多数あります。ここでは『ジーネックスの全ゲノム検査』と、従来の個人向け遺伝子検査の比較を示します。
ジーネックスの全ゲノム検査 |
従来の個人向け遺伝子検査 |
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対象とする領域 | 全ゲノム 遺伝情報のすべて 約30億の塩基 ![]() |
SNP(スニップ) =一塩基多型 全ゲノム配列の1%未満 ![]() |
対象とする疾患 | すべて(特に遺伝性疾患) 1万超の疾患※1 |
あらかじめ対象とする疾患 数100程度※2 |
目的 | 対象とする疾患を検査前に決めておく必要はなく、健康リスクが大きいとされる変異を一度に調べ上げます※3 | 健康リスクや体質のほか、性格の傾向や祖先のルーツなどを知ることができます |
特徴(違い) |
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費用 | 59,800円(税別) |
15,000円~30,000円(税別)程度※4 |
ジーネックスの全ゲノム検査は、がん細胞そのものを調べるのではなく、遺伝性がんをもたらし得る遺伝要因の有無と内容を詳しく調べる検査です。「いま、がんであるか」や「私が何パーセントの確率でがんになるか」は分かりませんが、「がんになりやすい体質か」「関連する遺伝性がんについて、知られている事実は何か」「子どもに影響するか」などに関する情報が得られます。
がんとは、ある組織で細胞の増殖を制御できなくなった状態で、がんの直接の原因となる遺伝子の異常が蓄積していくことで、がんと診断される状態に至ります。発症するきっかけには、遺伝要因(生まれつき、ある遺伝子にある種の特別な変異を持っていること、など)と、環境要因(生まれつきでない、加齢、生活習慣、紫外線その他外からの刺激、など)があり、遺伝要因の影響が大きいがん(遺伝性がん)は、全体の約1割を占めると考えられています。
がん細胞に蓄積された遺伝子変異は、通常はその人限りで、次の世代に受け継がれることはありません。しかし、遺伝要因は、その人の次の世代に受け継がれることがあります。その確率は遺伝要因の内容によって、100%であることも、50%であることも、ほとんどないこともあります。
がんの5~10%は遺伝情報が大きく影響していると言われており、リスクを把握したい方にお使いいただいています。
遺伝性がんにも種類があり、正確な情報を取得したい方にお使いいただいています。
将来のリスクを知るためにご利用される方も多くいらっしゃいます。もし変異が見つかった場合には遺伝カウンセリングもご用意しています。
ジーネックスの全ゲノム検査では特定の遺伝性疾患に限定するなど、関心ある領域に絞ってのレポートも可能です。
ジーネックスの全ゲノム検査は難病・希少疾患に関して次のような方の利用を想定しています。
希少疾患はその患者世界全体で3億5千万人(全人口の約5%)と言われており、その希少性から診断が確定するまで平均8年余りの時間がかかっています。
診断が確定していない方などには通常の医学的検査とともに、図のような利用方法が考えられます。
あなたの全ゲノム(核DNAおよびミトコンドリアDNA中の約30億個の塩基配列全て)における違い=変異を検出します。
ゲノムと疾患の関係に着目して、数百万の変異から疾患リスクとなり得るものに絞り込んだ結果をレポートします。
ジーネックスの全ゲノム検査はあなたの持つ変異情報を、情報がどれだけ確からしいかを判断するためのデータなども添えてできるだけ多くお返します。
専門家が「病気に関連する」と評価してデータベースに登録された変異などの有無をレポートします。
ただし、分かることは変異などが「ありそうかどうか」に過ぎず、かつ、もしあったとしても病気を発症するとは限りません。
ジーネックスの全ゲノム検査は病気かどうかの医学的な「診断」を得るための検査ではないことを、あらかじめご理解下さい。
ご利用には、こちらのページから全ゲノム検査の内容を正しく理解し、同意する必要があります。
申込後はご自宅に郵送される検体採取キットに唾液を採取いただき、返信用封筒でお送り下さい。 検査結果は、送付後2~3ヶ月程度かかります。
唾液検体採取キットはご自身で唾液を溜めるタイプと、スポンジを口の中に入れて採取するタイプのどちらかをお選びになれます。
レポートの内容、全ゲノム検査全般に関するお問い合わせはジーネックスまでお寄せください。メール・電話・オンライン会議などで対応いたします。
検査結果の医学的なカウンセリング、または遺伝子検査に関するカウンセリングを希望する場合、遺伝カウンセリングを実施する医師を紹介します。
医療的な相談は、医療機関に全ゲノム検査レポートをご持参になるなどして行って下さい。
※ジーネックスが医療行為を行ったり、医療機関を紹介することはできません。